やりたいこと
下記画像のように、遠くをコンポジット機能で隠す。

やり方
前置き
そもそもなぜVolumetricFogを使わずコンポジットで遠くを隠すのか。ですが、
VolumetricFogのレンダリングが長い!んですよね。。。
コンポジットはFogのレンダリングがないので高速でとっても便利です。
コンポジット(composite)とは複数のものを合成あるいは組み合わせたものを表す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88
要するにレンダリングなどした後にさらに画像を元に合成するって感じですかね。
必要な設定を行う
まずは必要な設定を行います。
ビューレイヤープロパティの「ミスト」にチェックをいれます。

するとワールドプロパティに「ミストパス」という項目が増えます。
ミストがどこから発生するか等は、「開始」と「深度」を調整して行います。


コンポジットでミストを合成する
まだコンポジット作業をしていないのでミストが見えません。
これを有効にするには「Compositing」パネルを開いて調整します。
まずは合成する画像を用意しなければならないので、レンダリングを先にしましょう。
「ノードを使用」にチェックをいれて、
左上の「追加」からノードを追加して、下記画像のようにノードをつなぎます。

追加 > ベクトル > 「値マッピング」 ノードでミストのサイズを調整できます。
追加 > 出力 > 「ビューアー」 というノードへつなげば結果を見ながら調整できます。
完成!
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